はじめに
「自分の年収でどのくらいの車を買えるのだろう?」「毎月の維持費まで含めて考えると、実際にいくらの車が無理のない範囲なんだろう?」車の購入を検討するとき、多くの方がこうした疑問を感じています。
車は購入時の価格だけでなく、その後の税金・保険・車検・燃料費といった維持費も加えて考えなければ、本当の総コストはわかりません。購入時点で予算に収まっていても、維持費まで考えると家計が苦しくなってしまうというケースは珍しくありません。
この記事では、年収別の無理のない購入価格の早見表をはじめ、維持費込みの月々コストのシミュレーション、新車と中古車の比較、ローンを使った場合の返済目安まで、車購入の全体像をわかりやすく解説します。これから車を選ぶ方の「最初の一歩」として役立てていただければと思います。
この記事のポイント
✔ 年収に対して無理のない車の購入価格の目安(早見表つき)がわかる
✔ 維持費込みで月々いくらかかるかシミュレーションできる
✔ 新車と中古車の年収別おすすめの選び方がわかる
目次
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中古車ラインナップを見る →車の購入にかかる費用の全体像
車両本体価格と購入時の初期費用
車を購入するときにかかる費用は、車両本体価格だけではありません。購入時には「諸費用」と呼ばれる費用が別途発生します。主な内訳は、自動車取得税・消費税・自動車重量税・自賠責保険料・登録手数料・ナンバープレート取得費などです。諸費用は車両価格の約10〜15%程度が目安とされており、たとえば200万円の車を購入する場合、諸費用込みで220〜230万円ほど見ておく必要があります。
購入後にかかる維持費の一覧
車を所有するとランニングコストが継続的に発生します。主な維持費の種類と年間の目安は以下の通りです。
- 自動車税:排気量によって異なり、軽自動車なら年10,800円、1,000〜1,500ccなら年30,500円程度
- 自動車重量税:車検時に支払う税金。重量が増えるほど高くなる
- 自賠責保険料:2年分で約2万円(車種による)
- 任意保険料:年齢・車種・補償内容によって月5,000〜3万円以上と幅がある
- 車検費用:新車は初回3年目、以降2年ごと。費用は6〜15万円程度が目安
- 燃料費:走行距離や燃費性能によって異なるが、月5,000〜15,000円程度が一般的
- 駐車場代:地域差が大きく、広島市内でも月5,000〜30,000円程度のケースがある
年収と車の購入価格の考え方
「年収の何割」が目安とされる理由
車の購入価格の目安としてよく使われるのが「年収の50%以内」という考え方です。ただし、これは一括購入・維持費の負担が比較的軽いケースを想定した数字です。ローンを使って購入する場合は、月々の返済額が家計を圧迫しないよう、年収の30〜40%程度の車両価格にとどめることが推奨されています。
維持費も含めて考えると、車にかかる月々の総コスト(ローン返済+維持費)は月収の15〜20%以内に抑えることが理想的です。
一括購入とローン購入で異なる適正額
一括購入は利息がかからないため、年収に対して多少余裕のある価格帯でも問題になりにくいです。一方、ローン購入の場合は金利分だけ総支払額が増えるうえ、毎月の返済が家計に固定費として加わります。ローン購入なら車両価格は「年収×0.3〜0.4」を上限の目安にして、無理のない借入額を設定することが重要です。
【早見表】年収別・無理のない車の購入価格一覧
年収300万円〜800万円の購入価格目安
| 年収 | 購入価格の目安(一括) | 購入価格の目安(ローン) |
|---|---|---|
| 300万円 | 〜150万円 | 〜90〜120万円 |
| 400万円 | 〜200万円 | 〜120〜160万円 |
| 500万円 | 〜250万円 | 〜150〜200万円 |
| 600万円 | 〜300万円 | 〜180〜240万円 |
| 700万円 | 〜350万円 | 〜210〜280万円 |
| 800万円 | 〜400万円 | 〜240〜320万円 |
※ローン購入の目安は年収×0.3〜0.4の範囲を参考に算出した概算値です。
頭金あり・なしで変わる購入可能額
頭金を用意できる場合は、実質の借入額が減るため、より高い価格帯の車にも手が届きやすくなります。たとえば年収400万円で目安が160万円のローンでも、50万円の頭金を用意すれば210万円の車を選ぶことができます。頭金は車両価格の20〜30%が理想とされており、事前に計画的に積み立てておくことをおすすめします。

維持費込みで考える月々の総コスト
【比較表】軽自動車・コンパクトカー・ミニバン 維持費の月額目安
車種カテゴリによって維持費の水準はかなり異なります。以下に月額換算の目安を示します。
| 費用の種類 | 軽自動車 | コンパクトカー | ミニバン |
|---|---|---|---|
| 自動車税(月換算) | 約900円 | 約2,550円 | 約3,000〜4,500円 |
| 任意保険料 | 約5,000〜9,000円 | 約7,000〜12,000円 | 約8,000〜15,000円 |
| 燃料費(月1,000km想定) | 約5,000〜8,000円 | 約7,000〜10,000円 | 約10,000〜15,000円 |
| 車検費用(月換算) | 約4,000〜5,000円 | 約5,000〜7,000円 | 約7,000〜10,000円 |
| 合計の目安 | 月約1.5〜2.5万円 | 月約2〜3.5万円 | 月約2.8〜4.5万円 |
車の維持費は車種によって月々1〜4万円以上の差が出ます。購入前に維持費も含めたトータルコストを計算しておくことが大切です。
※駐車場代は含みません。地域・走行距離・補償内容によって変動します。
維持費を抑えるための車種・プランの選び方
維持費を抑えたい場合は、①軽自動車を選ぶ(自動車税・保険料・燃料費がすべて低め)、②燃費の良いハイブリッド車を選ぶ(ガソリン代が大幅に節約できる)、③任意保険を複数社で比較して見直す(同じ補償内容でも保険会社によって保険料が異なる)という3つのアプローチが効果的です。
新車と中古車 年収別のおすすめの選び方
【比較表】新車 vs 中古車 メリット・デメリット
| 比較項目 | 新車 | 中古車 |
|---|---|---|
| 購入価格 | 高め | 低め(同車種で30〜50%安いことも) |
| 初期費用 | 諸費用込みで高くなる | 相対的に抑えやすい |
| 維持費(初期) | 比較的低め(新品のため) | 修理・整備コストが発生しやすい |
| 保証 | メーカー保証が手厚い | 保証内容は販売店によって異なる |
| 選べる仕様 | 自由度が高い | 在庫から選ぶため限られる |
| 向いている年収帯 | 年収500万円以上がベター | 年収300〜400万円台でも選びやすい |
中古車で購入費用を抑えるポイント
中古車は同じ車種でも、走行距離・年式・状態によって価格の幅が大きいのが特徴です。信頼できる販売店を選び、修復歴・整備記録・保証内容をきちんと確認することが大切です。認定中古車(メーカーや大手販売店が品質を保証した中古車)を選ぶと、整備面の安心感が増します。年収300〜400万円台の方が予算を抑えて車を持つには、中古車は非常に現実的な選択肢です。
ローンを利用した場合の返済シミュレーション
年収別・月々の返済上限額の目安
ローンを利用する際の月々の返済額の上限は、手取り月収の15〜20%程度が家計に無理のないラインといわれています。以下は年収別の月々返済上限の目安です(他の借入なし・手取り比率70%で試算)。
| 年収 | 月の手取り目安 | 月々の返済上限(15%) | 月々の返済上限(20%) |
|---|---|---|---|
| 300万円 | 約18万円 | 約27,000円 | 約36,000円 |
| 400万円 | 約24万円 | 約36,000円 | 約48,000円 |
| 500万円 | 約30万円 | 約45,000円 | 約60,000円 |
ローン審査に通りやすい条件と注意点
ローン審査で重視されるのは年収・雇用形態・信用情報・返済負担率の4点です。返済負担率は既存のすべての借入れを含めて計算されます。申し込み前に他のローンやクレジット残債を減らしておくと、審査に通りやすくなります。また、ローンを使う場合は総支払額(元金+利息)が必ず増えることを踏まえ、できるだけ低金利の金融機関を選ぶことが大切です。
広島で予算に合った車選びのコツ
新車・中古車・カーリースを比較した選択肢
広島市内・近郊で車を探す場合、新車ディーラー・中古車販売店・カーリース会社の3つのルートがあります。新車は選択肢が豊富で最新装備が揃いますが、購入価格は高め。中古車は価格を抑えながらも状態の良い一台を探せる可能性があります。カーリースは初期費用が少なく、税金・車検を含んだ月額で乗れるプランもあるため、初期コストを抑えたい方に向いています。
総費用で考えるカーリースという選択肢
カーリースは「毎月定額を支払って車に乗る」仕組みです。購入と違い、頭金不要・車検費用や税金を月額に含められるプランも多く、トータルの月々コストが把握しやすいのが特徴です。「購入費用を一括で出しにくい」「ローン審査に不安がある」という場合には、カーリースも含めて比較検討してみましょう。
まとめ
- 車の購入価格の目安は「年収の50%以内(一括)」「年収の30〜40%以内(ローン)」が基本となる。
- 維持費(税金・保険・燃料費・車検など)を加えると、月々の総コストは選ぶ車種によって大きく異なる。
- 年収300〜400万円台では中古車・軽自動車が現実的な選択肢になりやすく、予算を効率的に使える。
- ローン購入時は月々の返済額が手取りの15〜20%以内に収まるよう設計することが家計安定のポイント。
- 購入・ローン・カーリースを比較したうえで、自分のライフスタイルに合った方法を選ぶことが大切。
まずは年収ベースの目安額を把握し、維持費込みの月々コストをシミュレーションしてから車選びをスタートさせましょう。
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よくある質問
Q:年収300万円でも無理なく車を持つことはできますか?
A:十分可能です。目安としては100〜120万円程度の中古車や軽自動車を選ぶことで、購入費とその後の維持費のバランスを取りやすくなります。ローンを使う場合は返済額を月2〜3万円程度に抑え、維持費と合わせて月5万円以内に収まるような計画が理想的です。
Q:車の維持費は月平均でいくらかかりますか?
A:車種や使い方によって大きく異なりますが、軽自動車で月1.5〜2.5万円、コンパクトカーで月2〜3.5万円、ミニバンで月2.8〜4.5万円程度が一つの目安です。駐車場代は別途発生するため、住んでいる地域の相場も合わせて考慮してください。
Q:車の維持費を最も抑えるにはどうすればよいですか?
A:維持費を抑えるには、①軽自動車またはハイブリッド車を選ぶ、②任意保険を複数社で比較して選ぶ、③定期的なメンテナンスで大きな故障を防ぐ、の3点が効果的です。また、走行距離を必要最低限に抑えることも燃料費節約につながります。
この記事の編集・監修
- 轟マガジンは、車の購入や利用に関する相談の現場で「何を基準に選べばよいか分からず迷う方が多い」という声が多いことから生まれた情報メディアです。カーリース・中古車・レンタカーなどの選択肢について、判断に迷いやすいポイントや考え方を分かりやすく解説しています。記事はAIを活用しながら作成し、内容の構成・正確性・実用性について編集部が確認・監修を行っています。





早見表の数字はあくまでも目安です。実際には維持費や生活費のバランスを見ながら、ご自身に合った予算を設定してください。