はじめに
中古車を選ぶとき、「このカラーが好きだから」という理由だけで色を決めていませんか?実はボディカラーの選択は、見た目の好みだけではなく、売却時のリセールバリュー(査定額)や日常の維持費にも大きな影響を与えます。
同じ車種・年式・走行距離であっても、カラーによって数万円〜十数万円の査定差が生まれることがあります。また、濃色の車は傷や水垢が目立ちやすく、洗車の手間や塗装補修のコストが増えることも事実です。
この記事では、中古車のボディカラーをリセールバリューと維持費の両面から分析し、後悔しない色選びのポイントを具体的に解説します。
この記事のポイント
✔ 中古車のボディカラーはリセールバリューに直結し、白・黒・シルバーなど定番色は売却時に有利なことが多い
✔ 濃色(黒・紺など)は傷や汚れが目立ちやすく洗車・メンテナンスの手間が増えるため、維持費の観点でも色選びが重要
✔ 個性的なカラーや特殊塗装は好みに合う反面、次の買い手が絞られるリスクがあることを理解した上で選ぶことが大切
目次
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中古車ラインナップを見る →ボディカラーがリセールバリューに影響する理由
人気カラーと不人気カラーで査定額が変わる仕組み
中古車の査定額は需要と供給のバランスで決まります。市場での需要が高い色(白・黒・シルバーなど)は買取店が売りやすいため、高い査定額がつきやすいという仕組みです。
逆に需要が少ない色(鮮やかな黄色・緑・オレンジなど)は、次の買い手が見つかりにくいため、買取店のリスクが高まり査定額が低くなる傾向があります。
色ごとの需要と供給バランスの考え方
車の市場では「どのカラーが多く流通しているか」と「どのカラーが求められているか」のバランスが査定に反映されます。たとえば白いコンパクトカーは需要も供給も多いため安定した流通価格になる一方、限定カラーのSUVは流通数が少ないため、需要の高低によって価格が大きく振れやすいという特徴があります。
リセールバリューが高い定番カラーとその理由
白(パールホワイト含む)が強い理由
白は日本国内で最も人気の高いボディカラーです。特にパールホワイト(真珠のような光沢を持つ塗装)は、高級感と清潔感を兼ね備えているとして幅広い年代に支持されており、リセール面でも有利に働きやすい色です。
また、白は汚れが目立ちにくく(砂埃・黄砂など)、傷が分かりにくい面もあるため、維持しやすい色でもあります。ただし、新車オプションで追加料金がかかるパールホワイトは、購入時のコストが上がる点も考慮が必要です。
黒・シルバー・グレー系の特性
黒は高級感・スポーティな印象から根強い人気があります。一方で傷・水垢・埃が非常に目立ちやすいため、洗車の頻度が増え手入れの手間がかかります。
シルバーは汚れが目立ちにくく、キズも光の当たり方によってある程度目立たないため、実用的なメンテナンス性と一定のリセールバリューを両立できるカラーとして中古車市場で安定した需要があります。
グレーは近年人気が上昇しており、シックで落ち着いた印象から幅広い層に支持されています。
【比較表】カラー別リセールバリューの傾向比較
| カラー | リセールバリュー | 汚れの目立ちやすさ | キズの目立ちやすさ | 人気度 |
|---|---|---|---|---|
| パールホワイト | ◎ 高い | △ 目立ちにくい | ○ 比較的目立ちにくい | ◎ 非常に高い |
| ブラック | ○ 高い | ✕ とても目立つ | ✕ 非常に目立つ | ○ 高い |
| シルバー | ○ 安定 | ○ 目立ちにくい | ○ 比較的目立ちにくい | ○ 高い |
| グレー | ○ 近年上昇傾向 | ○ 目立ちにくい | ○ 目立ちにくい | ○ 上昇中 |
| レッド/ブルー(定番色) | △ やや落ちる | △ 普通 | △ 普通 | △ 中程度 |
| 鮮やかな黄/緑/オレンジ | ✕ 低い傾向 | △ 普通 | △ 普通 | ✕ 低い |

リセールバリューが下がりやすい色の特徴
個性的・限定カラーのリスク
鮮やかな黄色・オレンジ・ライムグリーンなどの個性的なカラーは、好きな方にとっては魅力的ですが、次に買う人の好みが限定されるため、買取相場が低くなりやすい傾向があります。 売却時に「この色を探していた!」という希少な需要が生まれた場合は高値がつくこともありますが、それを予測するのは難しいです。
ツートンカラーや特殊塗装の査定への影響
ルーフカラーが異なるツートンカラーや、特殊な光沢・マット塗装などは、好みが分かれます。市場でのニーズが絞られるため、リセールが安定しないケースが多く、修理時の塗装費用も通常より高くなる傾向があります。
流行カラーは数年後に評価が下がることがある
新車購入時に「今流行りの色」を選んでも、数年後には流行が終わっていることがあります。5〜7年後の売却を考えるなら、流行に左右されない定番色を選ぶことが長期的なリセールバリューの安定につながります。
ボディカラーと維持費の関係
濃色車(黒・紺・ダークグリーン)の洗車・傷の問題
黒・紺・ダークグリーンなどの濃色車は、砂埃・水垢・スワールマーク(細かい傷の集合)が非常に目立ちやすいです。このため、洗車の頻度が高くなり、コーティングやポリッシュの費用も増えやすい傾向があります。
手洗い洗車を専門業者に依頼すると1回数千円程度かかることがあり、月1〜2回繰り返すと年間の洗車コストが数万円になるケースもあります。
黒い車のキズや水垢は、光の当たり加減で思っている以上に目立ちます。購入前に実車を太陽光の下で確認することをおすすめします。
白系・シルバー系の汚れの目立ちにくさ
白やシルバーは日常的な砂埃・雨だれが目立ちにくいという特性があります。もちろん汚れるのですが、濃色と比べて視覚的に目立たないため、洗車の頻度を抑えやすく、維持コストの観点でもメリットがあります。
板金・塗装補修の費用はカラーによって変わるか
傷や凹みを修理する板金・塗装補修の費用は、カラーが同じかどうかに加えて「塗料の種類」によっても変わります。パールホワイトやメタリック系は調合が難しく、無塗装ホワイトより補修費用が高めになる場合があります。特殊塗装やマット仕上げは専用の技術と材料が必要なため、補修コストが通常より割高になることを事前に把握しておきましょう。
車種別・ジャンル別で好まれる色の傾向
軽自動車・コンパクトカーの人気カラー
軽自動車やコンパクトカーでは、白・黒に加えて、各メーカーの個性的なポップカラーが人気を集めることがあります。ただしリセールの安定性を考えると、やはり定番の白・シルバー・グレー系が売却時に有利です。
ミニバン・SUVで売れやすい色
ミニバンやSUVはファミリー層の需要が高く、使い勝手・汚れの目立ちにくさから白・シルバーが根強い人気を持ちます。SUVではアウトドアイメージを演出するアーミーグリーンやブラウン系も人気が出てきていますが、リセールの安定性は未知数な部分があります。
セダン・スポーツカーのカラー事情
セダンは白・黒が主流です。スポーツカーでは赤も一定の需要がありますが、車種によって人気カラーが異なるため、モデルごとの市場動向を確認することが重要です。
中古車のカラーを選ぶときの実践的な判断フロー
何年後に売ることを想定しているか
売却までの期間が短い(3〜5年以内)場合は、リセールバリューを重視してカラーを選ぶことをおすすめします。一方で10年以上乗り続けるつもりであれば、リセールより自分の好みや使い勝手を優先しても問題ありません。
自分でメンテナンスをするか、外注するか
自分で洗車・ガラスコーティングができる場合は、濃色車でも維持コストを抑えられます。しかし専門業者に依頼する頻度が高い方には、手入れが楽な白やシルバー系を選ぶほうが総合的なコストを抑えやすいです。
家族・職場での使用シーンから考える
家族で使う場合は、子どもが乗り降りする際の傷・汚れのリスクを考えて色を選ぶことが実用的です。職場での使用頻度が高い方は、目立つ傷が印象に関わることもあるため、そのような観点からもカラーを検討してみましょう。

広島の気候・環境とボディカラーの相性
広島の雨・日差しが塗装に与える影響
広島は梅雨〜夏にかけて雨が多く、夏の日差しも強い地域です。日差しが強い環境では濃色車の色あせが進みやすく、紫外線による塗装劣化も起きやすいため、こまめなメンテナンスやコーティングが必要になります。
白やシルバー系は太陽光の反射率が高く、熱吸収が少ないため、車内温度の上昇を抑える効果も期待できます。
屋外駐車・車庫保管でカラー選びは変わるか
屋外駐車が多い場合は、雨だれや花粉の付着・紫外線による塗装劣化リスクが高まります。屋外駐車をメインとする場合は、汚れと紫外線に対して維持しやすい白やシルバー系を選ぶことが実用的です。車庫保管であれば、相対的に色の制約は少なくなります。
まとめ
- 中古車のボディカラーはリセールバリューに直結し、白(パールホワイト)・シルバー・グレー・黒などの定番色は売却時に有利な傾向がある。
- 濃色(黒・紺など)は傷・汚れが目立ちやすく洗車やメンテナンスのコストが増えるため、維持費の観点でも色選びは重要。
- 個性的なカラー・ツートン・特殊塗装はリセールが不安定になりやすく、塗装補修費用も高くなる場合がある。
- 何年後に売るか、自分でメンテナンスができるか、屋外駐車かどうかという観点から判断フローに沿って選ぶことで、後悔のない選択につながる。
- 広島の気候(強い日差し・雨の多さ)を踏まえると、白やシルバー系は維持しやすく、特に屋外駐車が多い方におすすめ。
ボディカラーを「好みだけ」で選ぶのではなく、リセールと維持費の両方から検討することが、長期的に賢い中古車選びにつながります。
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よくある質問
Q:パールホワイトと無塗装ホワイトで査定額に差は出ますか?
A:一般的にパールホワイトのほうが需要が高く、査定額が高くなる傾向があります。ただし新車時のオプション料金がかかるため、購入コストとリセール額のバランスで判断することが大切です。
Q:カーラッピングで色を変えた車の査定はどうなりますか?
A:ラッピングを剥がして元のボディカラーが良好な状態であれば、通常の査定が適用されます。ただし、ラッピングによって塗装に傷・変色が生じている場合は査定が下がることがあります。また、ラッピングを施したままの状態では改造車扱いになり、評価が下がるケースもあります。
Q:中古車のボディカラーを購入後に変えると査定に影響しますか?
A:全塗装で色を変えた場合、元の色から変更されていることが査定時に確認されることがあります。一般的には査定マイナス要因となる場合が多いです。色を変えたい方は、ラッピングなど可逆性のある方法を選ぶか、売却を考慮した上で判断することをおすすめします。
この記事の編集・監修
- 轟マガジンは、車の購入や利用に関する相談の現場で「何を基準に選べばよいか分からず迷う方が多い」という声が多いことから生まれた情報メディアです。カーリース・中古車・レンタカーなどの選択肢について、判断に迷いやすいポイントや考え方を分かりやすく解説しています。記事はAIを活用しながら作成し、内容の構成・正確性・実用性について編集部が確認・監修を行っています。




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